腎臓は尿を作り、一旦作った尿のうち99%を再吸収し、残りの1%を排出する仕組みが
備わっています。
尿を作る工場のような役割をする場所を「ネフロン」と呼び、
左右それぞれ100万個ずつあると言われています。このネフロンの数は人種によって異なることがわかっていますが、特にアジア人は数が少ないため、薬や有害物質などの害を容易に受けやすいと考えられています。
腎臓は血液の多い臓器なため、脱水症状に陥るとダメージを受けやすくなります。
そのため、日常的に水分補給や、汗をいつも以上にかいてしまったときなどは、水分をしっかり補給することが大切です。
そして、同時に、ミネラルの補給もポイントであり、肝臓での解毒のサポートを
担ってくれます。
また、腎臓は身体の酸性・アルカリ性のバランスを保つとても大切な臓器です。
人の血液はpH7.0の中性ではなく、pH7.4の弱アルカリ性を保っています。
しかし、現代の食生活では、加工食品、砂糖類、Naclのみの塩(精製塩)、タンパク質の
摂りすぎによって、酸性に傾きやすくなってしまっているのです。
身体がしっかりと弱アルカリ性を保つことができていれば、酸性の異物を身体の外に
出すことができ(身体に溜まった代謝物質や有害物質の多くが酸性物質です。)、酵素が活性化されることにより、各細胞たちもうまく機能していくと考えられています。
そのため、できるだけ酸性に傾かないような食事を心がけ、アルカリ性の食品を
意識的に摂取することが、健康を保ち、本来の身体の機能維持や向上に繋がることと
考えます☆
代表的なアルカリ性食品には、野菜や果物、きのこ、海藻、大豆などがあります。
ただし、アルカリ性食品と酸性食品の判定は、食品自体のpH値ではなく「体内で代謝されたあとどっちになるか」というのが基準となります。
(酸性のレモンや梅干しがアルカリ性食品で、砂糖などは中性だが酸性食品ということになります)
年末年始や忘年会、クリスマスも近づくシーズンは、特に酸性に傾きやすくなってしまうかもしれません。
そんな時こそ、当協会でおススメしている「まごわやさしいこ」食☆
ぜひ、意識してみてくださいね☆