【植物が持つチカラを我が身に!ファイトケミカルのパワー】

皆さまこんにちは!
肌寒い日が増え、温かい料理が恋しい時期になりましたね。
そんなこれからの時期にぜひ、身体の中に取り入れていただきたい、《ファイトケミカル》についてコラムを書いていきたいと思います。

そもそも皆さまは、ファイトケミカルはご存知でしょうか。
ファイトケミカルとは、野菜や果物などの植物の色素や香り、渋み、苦味などに含まれる化学成分のこと。

植物が紫外線や有害物質、害虫から身を守るために作り出したもので、近年の研究でさまざまな健康効果があることがわかってきています!

そんな、ファイトケミカルですが、
五大栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)や食物繊維に続く《第7の栄養素》として注目されています。

なぜなら、現代社会は、ストレスや紫外線によって、身体の細胞を傷つける活性酸素が増えやすい傾向にあり、免疫細胞の活性に影響を与えてしまっていると考えられています。

しかし、ファイトケミカルには、強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去して内臓や血管、皮膚などの衰えを防いでくれる他、

免疫細胞の司令塔である、マクロファージを活性化させる作用があり、アレルギーの改善やがん予防にも効果を発揮します。

ファイトケミカルの種類は、1万種類以上と多く、大まかにポリフェノール、イオウ化合物、カロテノイド、糖関連物質に分類でき、そこから、アントシアニン、イソフラボン、カテキン、βカロテン、リコピンなどに枝分かれします。

ブルーベリーやナスなどの紫色の植物に多く含まれるアントシアニンは、目の健康を保つ働き、茶葉に多く含まれるカテキンは、血糖値の急上昇を防いでくれたり、
それぞれ特有の働きがあります。

ファイトケミカルを無駄なく身体の中に取り入れるためのポイントは、

野菜は、なるべく《皮ごと》いただくのがポイント!!
ファイトケミカルは、皮や葉、アクに多く含まれるため、アクの取り除きすぎも注意が必要です。

また、ファイトケミカルを効果的に摂取するためにオススメなのが、スープです。
同じ野菜を生のジュースにしたものと比べ、火にかけてスープにしたものは、抗酸化作用が何倍もの抗酸化作用を発揮することが、わかっています。

皮は剥かず、アクの取り除きすぎも注意しながら、ぜひ、これからの寒い季節に、
ファイトケミカルのチカラをたくさん取り入れてみてはいかがでしょうか。

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EFSC本部スタッフ

酵素ファスティングで負けないカラダとキレイをつくることを日々考えています。