ファスティングで酵素の温存を! 消化酵素と代謝酵素の関係性とは!?

皆さんこんにちは♪
じめじめとした梅雨の時期が終わり、明日から7月がスタートしますね^^
熱中症が心配ですが、水分補給をしっかりし、御身体にはくれぐれもお気をつけくださいね!

さて、今回のコラムは、体内酵素について書いて見ようと思います♪

人の健康に関わる酵素には大きく「消化酵素」「代謝酵素」「食物酵素」があります。
今回のコラムでは、このうち、
消化酵素と代謝酵素についてみていきます♪

まず、≪消化酵素≫についてです☆
消化酵素とは、口から取り入れた食物を消化するために消化液に存在する酵素です。
消化液とは、消化腺から各器官内に分泌される液体を指し、唾液、胃液、胆汁、膵液、小腸液などが代表的であり、胆汁以外のほとんどの消化液には、消化酵素が存在しています。
私たちが摂取した食物は、そのままでは栄養になりません。
各消化器官を通りながら、その器官の消化液に存在する消化酵素によって分解され、栄養素となって体内に吸収されていきます。

例を挙げると、三大栄養素である炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質は、消化酵素であるアミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼによってそれぞれ分解されます。
唾液などに存在しているアミラーゼは、米やパンなどに含まれている糖質を分解してブドウ糖や麦芽糖に変える作用を持つ酵素です。米やパンなどの炭水化物を長い時間咀嚼(そしゃく)していると、ほんのりと甘味を感じるのは、アミラーゼの働きによるものです。
胃液などに存在しているプロテアーゼは、たんぱく質やペプチドを分解し、アミノ酸に変える作用を持つ酵素で、工業的にも利用されています。
膵液、肝臓、腸壁などに存在しているリパーゼは、胆汁によって乳化された脂質を、脂肪酸やグリセリンに変える作用がある酵素です。
このように、人間が取り入れた食物は消化酵素の働きによって栄養素へと分解されているのです☆

そして次に、≪代謝酵素≫についてのお話です♪
代謝酵素とは、身体の代謝に必要な酵素のことを指し、新陳代謝の促進、自然治癒力の増強、有害物質の除去、免疫力の向上、血液の浄化などの様々な効果が期待される酵素です。
他にも、身体の古くなった細胞を壊したり、新しい細胞を産生したりするのも代謝酵素の働きによるものなんですね!

そんな、身体にとって重要な代謝酵素ですが、飲酒・喫煙・ストレス・疲労などでも代謝酵素は多く使われてしまうようです。。
また、癌についても研究がされており、癌細胞を包んでいるたんぱく質の膜を酵素が分解することで、癌細胞も消えてしまう可能性があることが臨床研究でも明らかにされています。
それほど、代謝酵素の役割はとても大きいのです☆
しかし、体内酵素は、20~25歳をピークに落ち始め、悲しいことに加齢変化とともに急激な減少をたどっていきます。。
体内酵素の在庫はよく『酵素銀行』として例えられ、『酵素預金』を使い果たせば破産し、酵素が尽きると寿命も尽きていきます。

そのため、今私たちが自身の身体にしてあげられることは、
「体内酵素の無駄を控える」ことです。

食物酵素からは代謝酵素は作られることなく簡単には補填できません。
そのため、食物酵素を食事より積極的に摂取し、消化酵素の代用をさせることが大切であり、より多くの体内酵素を、代謝酵素へ運用する身体環境づくりが、健康への第一歩につながっていくでしょう☆

酵素ファスティングは、消化を休め、代謝酵素をしっかり身体のメンテナンスに力を注ぐことができる、今の時代、最高の健康法です。

疲れた内臓を休ませること、それが身体にとって最善の薬になります☆

ぜひ、定期的なファスティングで体のメンテナンスをしてあげてくださいね^^

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EFSC本部スタッフ

酵素ファスティングで負けないカラダとキレイをつくることを日々考えています。