皆様こんにちは!
今回は、ファスティングによって身体がどう変わっていくのか?
そのメカニズムをお伝えできればと思います☆
そもそも現代人の腸は、日々の過食や不摂生、有害物質などの蓄積によって酷使され、腸内環境が悪化し汚れが溜まっています。
腸が汚れるということは、腸から全身に栄養素を運んでいる血管や細胞も汚れてしまっているということ。
つまり、全身に毒素を広げ、溜め込んでしまっている状態といえます。
体内に入ってきた有害物質や毒素は、まずはじめに第一の防波堤である「腸」で防御されていますが、
腸内環境が悪く本来の機能を発揮できない場合は、その後血液を通して門脈を通り、第二段階の防波堤というべき、「肝臓」へと流れていき、無害な物質に変えて処理を行います。
有害物質や毒素が多ければ多いほど、肝臓は酷使されてしまい、肝機能の低下を招きます。
そして、肝臓で処理ができなかった有害物質や毒素は再び腸内に流れ、血液を通って各細胞内へと送り込まれ、私たちの細胞内に毒素が溜まってしまう悪循環に陥ります。
その結果、細胞が正常に機能しなくなり、大切な栄養素がきちんと細胞に送られず、細胞の老化や細胞変異を引き起こし、癌や様々な病気を招いてしまうことにつながるのです。
そのため、定期的にファスティングを実践することによって固形物が入らなくなるため、常に働き続けている内臓を休ませることができます。
その結果、腸内環境の改善、腸に溜まった毒素の除去、宿便の排出などに繋がり、肝機能の向上と共に、本来の機能を正常に働かせてあげることができるのです。
また、ファスティングを行うことのさらなる魅力は、食を絶って48時間くらい経つと、体内のケトン体量が一気に増えることです。
ケトン体は脂肪を燃焼させる際に発生する物質で、私たちの身体のエネルギー源にもなってくれます。
日々溜まる有害物質や毒素は、身体の中で脂肪組織に溜まりやすいという特徴があり、中々排出することは難しいといわれています。
しかし、ファスティングで飢餓状態を作り、ケトン体を出すことで、脂肪の分解が促進され、溜まっていた有害物質や毒素を排出してくれる働きがあるのです。
ファスティングは、デトックスの効果以外にもその他、計り知れないほどの効果が期待できる反面、間違った方法を行ってしまうと、逆に身体に負担がかかり、体調を壊してしまう危険性もあります。
そのため、
①長期間やりすぎないこと ②正しいやり方を守ること
を守り、無理なく計画をもって行うことが大切です。
まずは、正しい知識を身につけることから、一歩はじめてみませんか?