【腸内環境の悪化は、心身の健康の悪循環を招く!? ~幸せホルモンをしっかりつくろう~】

私たちが幸せな気分や安らぎを感じているとき、
脳の中では様々な脳内ホルモンが分泌されています。

その中でも、ストレス社会で生きる現代人に欠かせない
脳内ホルモンが、「ノリアドレナリン」や「ドーパミン」といった興奮物質を抑える働きをする、幸せホルモンの「セロトニン」です♪

このセロトニンの90%以上は、腸内でつくられ、腸内細菌が活躍しています。
食事で摂取したトリプトファンという必須アミノ酸を材料として、
腸内細菌の働きでセロトニンの前駆物質がつくられ、脳内に運搬されて、最終的にセロトニンが合成されています。

そのため、腸内環境がよい状態であれば、脳内で十分な量のセロトニンがつくられ、精神状態が安定しますが、腸内環境が悪くなっていると、イライラや不安感を招く原因になります。

反対に、脳がストレスや不安を感じると、自律神経の影響で腸の働きが悪くなることもあり、「過敏性腸症候群」という疾患の懸念があります。

≪脳と腸の関係≫
◆ストレス
→ストレスを感じると腸の働きが悪くなる
◆腸の不調
→腸の働きが悪くなると脳が不安を感じる

一方、
◎ストレスが減ると腸の働きが正常化
◎腸が正常に働くと気分がスッキリ

このように、腸と脳は双方向に関連しており、「脳腸相関」といって近年注目が集まってる研究分野となっています。

実際、うつ病の患者さんは便秘や下痢が多いというデータもあり、腸内環境と心の健康には密接な関係があるといわれています。

また、セロトニンには腸の蠕動運動を活発にしたり、自律神経のバランスを整えて、前向きな心身の状態に導く働きがあります。

何かに落ち込んでいるとき、イライラするときはストレスの原因を解消しようとしたり、自分の意思の力で何とか元気になろうと頑張るより、腸内細菌を整えるケアをした方が効果的なこともあるかもしれません。

日々のストレスに負けないためにも、定期的な酵素ファスティングで健康的な腸を作ることから始めてみてはいかがでしょうか☆

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EFSC本部スタッフ

酵素ファスティングで負けないカラダとキレイをつくることを日々考えています。