【消化管のお掃除「MMC(伝播性消化管収縮運動)」で、腸内環境をキレイに☆】

皆さんは、身体の中をお掃除してくれる「モチリン」をご存知でしょうか♪

なんだか可愛らしい名前が特徴ですが、その働きはとても素晴らしいものがあります☆

そもそも、空腹時にお腹がグーっと鳴るのは、十二指腸から分泌される「モチリン」というホルモンが、胃腸をギューッと収縮させるから。

では、なぜ、どんなタイミングで胃腸がギューッと収縮するのでしょうか。

モチリンは空腹時間や副交感神経が優位になっている「リラックス時」に分泌され、その血中濃度は90~120分周期で変動します。

そして、血中濃度がピークに達したとき、胃や腸などの消化管運動を波打つように収縮させ、消化管に溜まった様々な消化液を大腸に送り込んで、消化管をキレイにお掃除してくれる働きを担ってくれます☆

このモチリンによる消化管のお掃除を「MMC(伝播性消化管収縮運動)」と呼びます。

モチリンがしっかりと分泌され、お掃除タイムが定期的に訪れてくれなければ、腸内環境が悪化し、栄養素の吸収低下や肌トラブル、感染症や風邪などのウイルスに対抗する抵抗性も低下してしまうことに繋がってしまいます。

そうならないようにするには、モチリンが分泌される空腹時間をきちんとつくることが大切です。

食後もダラダラ食べ続けたり、頻繁に間食をしたりしていると、空腹時間がつくれず、モチリンも順調に分泌されません。

間食はできるだけ控えるのが理想ですが、どうしても我慢できないときは「好きなものを少しだけ」食べる工夫が大切です。

また、空腹時間がもっとも長くなるのは、睡眠中♪

睡眠中は副交感神経が優位になるため、モチリンが周期的に放出されます。

その結果、消化管のお掃除=MMCが睡眠中に何度か繰り替えされます。

いわば、睡眠中は「腸のお掃除タイム」といえます。

そして、睡眠と同様、長時間の空腹時間を作ることができるのが、「ファスティング」!

良質な睡眠と、酵素ファスティングのw効果で、ぜひ、キレイな腸内環境をつくっていただけたらと思います^^

ただし、夜寝る前に食事を摂ってしまうと、満福状態で眠りにつくことになり、「腸の大掃除」ができません。

そのため、できる限り、夕食は早い時間に済ませることがポイントです☆
睡眠時間は約7時間が理想的♪

良質な睡眠を摂れるよう、室内の照明を落とし、ストレッチやアロマなどでリラックスタイムをつくれると良いですね☆

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EFSC本部スタッフ

酵素ファスティングで負けないカラダとキレイをつくることを日々考えています。